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ニホンミツバチの不調 其の5

過去4回にわたり、今年のニホンミツバチ不調の原因を考えてきたが、最終回では、もう少し広い視野で考えてみたい。


ニホンあるいはセイヨウに限らず、ミツバチが暮らしやすい環境というのは、年間を通じて花が豊富にある場所である。

ひとくちに花といっても、森の樹から畑の野菜、野の花、住宅の庭木まで種類は様々だが、町中ではやはり花が少ない。

我がニホンミツバチがいる埼玉県宮代町は、比較的緑が多い地域だが、それでも1平方キロ当たりに置ける巣箱の数は、せいぜい3~4群ではないだろうか?

いま私の手元に2群いるが、もし1平方キロ以内で他にミツバチを飼っている人がいれば、すぐに過密ということになる。すると、過密→蜜不足→群の弱体化→崩壊ということになりかねない。


近年、都心のビルの屋上に巣箱を置き、地域のハチミツとして売るのが流行っているが、都会のどこに花があるのだろう?
春から夏を経て秋に至るまで、様々な花が咲き続ける場所が都会にあるのだろうか?


花がない時期、養蜂家はミツバチに砂糖水を与える。
それは、巣箱の中で花蜜と同じくハチミツになるが、自然の蜜とは見分けが付かない。
ビルの屋上で砂糖水を与えているかどうかは知らないが、とにかく人里というのはミツバチが暮らすには花が少ないのだ。

もっと花があれば……、ミツバチ群のトラブルもずいぶん減るだろうと思う。


Tu

2013.07.18 22:22 | ミツバチは花が好き | トラックバック(0) | コメント(0) |