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冬期灌水&米麦大豆2年3作のメカニズム―2

昨日の続きを書く前に、関東における『冬期灌水&米麦大豆2年3作』の進め方を整理しておきたい。


【1年目】
春~秋にかけて稲作。稲刈り取り後すぐにロータリーをかけ、11月には麦を蒔く。そして年越し。

【2年目】
小麦を6月に収穫。すぐにロータリーをかけ、大豆を蒔く。
秋に大豆を収穫したら、軽トラで軽く踏み固め、霜がおりる前に水を張る。そのまま翌春まで維持。


【3年目】
霜が張らなくなった頃に水を抜く。その後、代かきして稲作を始める→1年目の最初に戻る。


上の手順において、冬期灌水の役割は、地表を凍らせないことにある。
地表面が凍らなければ、そこで嫌気性菌が活動し、圃場の有機物をジワジワ分解する。
そして、春になって水をぬくと嫌気性菌が死に、すると今度はそれを餌にして好気性菌が一気に増える。

このように、冬期灌水&米麦大豆2年3作を繰り返していくと、だんだんに菌の働きが活発になり、土壌が肥えていく。


このメカニズムは、まさにオーガニックである。が、用水管理の問題で冬に水を張れる田んぼは少ない。
この農法の一番の難しさは実はそこにある。


Tu(http://jona-japan.org/)

2011.07.28 09:56 | 実験圃場(米麦大豆2年3作) | トラックバック(0) | コメント(0) |

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