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中国の有機花卉(オーガニックフラワー)の話

幼い頃にお婆ちゃんが庭に植えていたバラの花びらを集めて、ジャムにし、甘くて濃い紫色のジャムをお粥に入れたり、饅頭に塗ったりして食べ、濃厚なバラの香りがしていたのは未だに鮮明に記憶している。
無題



中国では古来から花を食用にしたり、病気を治す生薬にしたり、また、化粧品の原料とする文化があった。


ユリ科の黄花菜(英文名:Daylily)は夏の食卓の定番の一つとして市民に好まれ、その若芽の乾燥品は金針菜といって乾燥野菜の名物として名が知られている(但し、生のもの、乾燥品の何れにも微毒があり、料理する前に2時間ほど水につけて毒を抜く手順が要る)。
黄花菜

黄花菜(古名:萱草)


日本の方々になじみのジャスミンティーに入っているジャスミンも食用花の代表の一つである。

近年、食料の安全、安心嗜好が広まっている中国で、これらの口にするものやスキンケア等に使われる花も有機栽培され、各地に有機のバラ、有機ジャスミンなどができるようになった。

有機のバラは主に黄河流域の甘粛省や山西省で栽培され、他に新疆ウイグル自治区や黒龍江省や四川省にも生産業者がある。
関連商品は有機バラ精油(オーガニックローズエッセンシャルオイル)、パウダー(オーガニックローズパウダー)、乾燥花びら(オーガニックドライローズ)、バラソース(オーガニックローズソース)等がある。
何れも中国規準の有機認証を取得している。
中国ではバラを長期間食用すると美肌効果が高いと古くから伝われている。
バラ2 

お茶用のバラ



有機ジャスミンは主に広西省や四川省で栽培され、主に有機ジャスミンティーの生産に使われている。
ジャスミン 

ジャスミン



中国の旅行時によくレストランで出される菊の茶用の有機食用菊も、蘇州や上海近郊及び広東省で生産されている。
菊花茶 

菊花茶

                                        (文:胡杰)

2011.10.14 13:41 | 世界のオーガニック情報 | トラックバック(0) | コメント(0) |

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