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コメの生産目標とミツバチ(其の1)

過日、農水省から24年度のコメの生産数量目標が示された。

コメの生産数量目標とは、とどのつまり生産制限値であり、これにより各県→各市町村→各農家の減反割当てが決まる。


全体の数量目標は、793万トン。23年度から2万トンだけ減少している。

福島県がかなり減るのだろうか?――県別の数値を見てみるとさにあらず、0.9%減にとどまっている。
千葉1.1%減、茨城1.3%減、埼玉1.4%減に比べると、福島は軽傷と言えるのかも知れない。


ところで、私が気になったのは、793万トンのコメを生産するために必要とされる面積150万haである。

これは反収(10aあたりの収穫量)に換算すると、9俵近い数字。
慣行農業では、反10俵超える人が「篤農家:とくのうか」として誉められる(有機栽培の平均は7俵程度)。
しかし実は、多収を目指すばかりに、味と生態系を犠牲にしているのだ。

1反から9俵も取るためには、肥料をどっさり入れ、密植にする。そうすると、どうなるか?

まず肥料が多いと、コメのタンパクが上昇し、もちもち感がなくなる。つまりは食味が低下する。

また、密植にすると病害虫の発生リスクが高まり、農薬使用量が増える。結果として生物多様性が減少する。
くさん取ろうと思えば思うほど、環境負荷が大きくなり、しかも不味いコメを生産することになる。


近年は、温暖化の影響もあり、春から秋まで虫が出る。
そんな中で、「虫は殺すが人体には影響はない」と鳴り物入りで出てきたのがネオニコチノイド系農薬だ。

…ちょっと長くなってきたので、ネオニコチノイド系農薬とミツバチの話は次回!



Tu

2011.12.07 08:01 | ミツバチは花が好き | トラックバック(0) | コメント(0) |

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