FC2ブログ

ニホンミツバチの不調 其の4

ここ数回、今シーズンのニホンミツバチ不調の原因を分析してきた。今回は、病気の可能性について。

ミツバチの病害虫としてポピュラーなのは以下の4種類。ニホンミツバチとセイヨウミツバチでは、致命傷となる病気も異なるのでちょっと複雑である。
1 腐そ病(家畜伝染病指定)
2 バロア病(ミツバチヘギイタダニが媒介)
3 チョーク病(カビ)
4 ザックブルド病(抗生物質耐性菌?)  

この中でいちばん怖いのは、家畜伝染病に指定されている腐そ病で、これに罹ったミツバチ群は法律で全群焼却処分と決められている。とはいえ、ニホンミツバチがこの病気に罹ることは非常にまれで、多くはセイヨウで問題になる。
また、ミツバチヘギイタダニが菌を媒介するバロア病も、セイヨウの病気といえるから、我がニホン群の不調とは基本的に関係ないと思う。

病気が原因で、ニホン群の大量死が起こるとすれば、ザックブルド病の可能性がいちばん高い。一部の研究によれば、この病原菌はすでに抗生物質への耐性を獲得しているとのこと。だから、治療法がなくミツバチが一気にやられてしまう。
しかし、ザックブルド病に罹ると、幼虫の死骸が多くなるうえ、その幼虫の頭が砂袋のように膨れるので判別はしやすい。少なくとも、我がニホン群にその兆候はなかった。

あと、カビが原因となるチョーク病というのがあるが、これは健康な群であればほとんど問題にならない。もし、罹ってもミツバチの成虫が白くチョーク状に固まって死ぬので、ザックブルド病と同じくすぐに判別できる。 


上記を読んでいただけば分かるように、我がニホン群の不調は、既知の病気が原因とは考えにくい。
もっと、違う可能性はないのだろうか?
次回、もう少し考察してみたい。



Tu 

2013.07.16 14:06 | ミツバチは花が好き | トラックバック(0) | コメント(0) |

コメントの投稿












管理者にだけ表示

トラックバック

トラックバックURL↓
http://jonajapan.blog136.fc2.com/tb.php/284-c92afe7c

| ホーム |